実施要領11

<放水中止>
【指揮者】
合図(赤旗及び警笛)により火点監視の姿勢から@の方向に向きを変え足を引きつけ姿勢を正して「放水止め」と号令し、各隊員の操作状況を監視し、Aが「放水止め」の伝達後、とび口を立てたのを確認して、火点方向に向きを変え(足を引きつける)鎮圧状況を監視する。

【1番員】
指揮者の「放水止め」の号令で基本注水姿勢からノズル操作(放水開始時のノズル操作参照)を行って放水を中止し「放水止め」と復唱し、AがBの放水中止の伝達を終わって注水部署にもどり「伝達終り」の合図で右手を筒先から離さないように滑らせながらプレイパイプの中央付近へ移動し、筒先を右脇下にしっかり抱え、ノズノレを下方に向けて排水し(下向きでノズルを全開にする。)審査員の指示によりノズルを完全に閉める。
ノズルから左手をプレイパイプ先端付近にすべらせながら握りかえ右手でノズルを握り「よし」と合図して左手を離すと同時に左足を右足に引きつけ筒先を右足きわに立てて姿勢を正す。

【2番員】
@の「放水止め」の復唱で「よし」と合図してとび口をその場に置き、身体を起こして後方に向きを変えて発進し、延長ホースの左側に沿って伝令停止線内の位置でBに相対して停止し、右手を横水平にあげて「放水止め」とBに伝達し、Bが復唱の手を下ろした後右手をおろし、回れ右をして(右足をひきつけることなく)発進し、延長ホースの左側に沿って@の1歩後方で停止して、「伝達終り」と合図し、再び破壊地点にいたり、とび口をとり右足きわに立てて姿勢を正す。

【3番員】
Aの「放水止め」の伝達に右手を横水平に上げて「放水止め」と復唱し、右手をおろし放口側へ1歩踏み出し、計器に配意しながら一方の手でスロットルバルブを操作し同時に他方の手で放ロコックを徐々に閉じて、踏み出した足を引きつけ火点に向かって姿勢を正す。

実施要領12

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